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トップページのデザイン

私はこんなことを考えながら作りますという話です。

適切なタイトル名を付ける

<title>〜</title>の中に記入するタイトル名は、ブックマークの登録にも使われます。わかりやすいタイトル名はそれだけブックマークに入れるのに都合がよくなります。

ページはなるべく軽くする

ダイヤルアップ接続の時代には、容量は1ページにつき20KBまでなんて言われていましたが、ブロードバンド時代の今は100KBまでなら許容範囲といわれています。

ただ、今後どんなに回線が高速になったとしても「無駄なことをはやらない。やると重くなるから」という原則は変わらないと思います。
必要なデータそのものが時代にあわせて重くなっていくので、不要なことをやるとやっぱり重くなりますね。

階層の深さは3階層

階層の深さを3階層までとし、トップページから3クリック以内で目当てのページへ辿りつけることを目安にデザインします。
どうして3クリックかというと、これは人間が我慢できる操作回数が3以内とされているからです。
(電化製品もそうですが)日常的に繰り返す操作は、2クリックまでならOK、3クリックはまぁ我慢できる、4クリックしても目当てのページに辿り着けなければ、脱落する人が続出します。つまり閲覧を諦めるか、トップページからは二度と入らない。
どのくらい見たい、知りたいと思っているかという閲覧者の情熱にも左右されますが、階層が少ないほうが情報にたどり着きやすいです。

【memo】

……逆に(クリックしたらいきなり出る)ワンクリックはびっくりしやすいですね。
心の準備というか「間」は大切です。
一般的に「いっせーの」や「ワンツースリー」の間が好まれます。そいういう意味でも3は意識しておきたい数字です。

コンテンツの整理をする

ここにあったと思うけれど、どこにあるのか忘れたと毎回迷うようではこれまた不便です。迷わず導くことができるように、情報の整理を行います。

重要コンテンツは上位に表示させる

毎回毎回、スクロールしてからクリックという形は、一番最初は良くても次に訪問する時から面倒になり出します。重要コンテンツはスクロールしなくてもクリックできる範囲に置きます。

リンクバナー

無料のレンタルサーバーでは広告が表示されたりと、自由にならないことも多いですが、人の意識は「静より動」「小より多」と目立つほうにいってしまうことを知っておいて損はないです。
チェックするときに自サイトのリンクの数がリンクバナーの数に負けていないかどうか、とか。(負けていると肝心のコンテンツに興味を持ってもらうのが難しくなる)

【memo】

(私のサイトのように)リンクバナーがなさすぎるのが良いわけではないので誤解しないようお願いします。もしフレンドリーなサイトを目指すのであれば、社交的な(多くの人とお付き合いしている)イメージがあったほうがいいでしょうし。運営のしかたや目的によって変わるでしょうね。

入り口だけのページ

一般的に、入り口だけのトップページは、まったく不要のページとして嫌がれます。とはいえ、二次創作サイトのように趣味性の強いサイトの場合は別でしょうね。ショックを与えない配慮として、見るか見ないかの選択を与えるのは悪いことではないです。二回目以降は、次のページが事実上のトップページになるかもと覚悟しておいたほうがいいかもしれませんが。(入り口ではなく、メニューのあるページのほうをブックマークする人はいます)

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最終更新日:2011年9月24日
楠 尚巳