Netscape4対策(XHTML+CSS)【お役目終了】

Netscape4にCSSを読み込ませない

Netscape4にCSSを読み込ませないようにするためには、linkタグにmedia属性をつけて「all」または 「screen,print」などのように記述します。と、いうのもNetscape4はmedia属性が「screen」以外の時はCSSを読み込まな いからです。(たとえscreenでも『screen,print』のように複数記述すれば読み込まない)

<link href="net.css" rel="stylesheet" type="text/css" media="all" />

Netscape4は@importには対応していないので、読み込むときに、(linkタグではなく)@importを使い、読み込ませないようにすることもできます。

@import url(net.css);

ただし、@importの場合、Netscape4.xの一部のバージョンが、ブラウザがクラッシュするというバグを持っています。なので、やはりCSSの読み込みには、linkタグを使うほうが良いでしょう。

一部、読み込ませる場合

Netscape4でもサポートしているCSSはあります。それだけは適応させたいというのであれば、CSSを2つにわけることで可能になります。
たとえば、「net.css」にはモダンブラウザ(まめ知識参照)がサポートしているCSS、「net2.css」にはモダンブラウザだけでなくNetscape4もサポートしているCSSを記述しておきます。

<link href="net.css" rel="stylesheet" type="text/css" media="all" />
<link href="net2.css" rel="stylesheet" type="text/css" />

こうすれば、Netscape4は「net.css」は読み込まず「net2.css」のみを読み込みます。モダンブラウザの場合は、どちらのCSSも読み込むというわけです。なお、Netscape4がサポートしている主なCSSには以下のようなものがあります。

• 文字の色の指定(color)
• 文字を太字にする(font-weight)
• 段落先頭の字下げ(text-indent)
• 左揃え、中央揃え、右揃え(text-align)
• 左右上下の枠線の太さ(border-width)

【memo】

現在はNetscape4に配慮して作成する必要はないです。既に役目を終えていますが残してあります。