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リンクの取り扱い

法律としては

法律においてリンクは制限されません。たとえ「無断リンク禁止」と書いてあったとしても、法的には無効となります。(無断リンクしても処罰されることはない)

ただし、相手のページをフレーム内に取り込み、自分のサイトのページのように見せかけるような表示を無断で行えば、著作権法に触れる可能性はあります。明らかに別サイトであることが閲覧者にわかるような表示が望まれます。

マナーとしては

法律は、これをやったら取り返しがつかないとか、謝るだけでは、すまないから処罰してでも禁止しなければならないという類のもの。リンクで処罰するのはやりすぎではないかという話で、マナーとしてどうするかとは、また別の問題となります。

マナーとしてのリンクの取り扱いについては、さまざまな意見がありますが、私見を述べれば、リンクの報告や貼り方についてはマナーとはならないでしょうね。

マナーとは「お互いに気持ち良くおつき合いしましょう」のように、人間関係を円滑にすることを目的とします。しかし、リンクは、そのような目的をもちません。リンクとは、コミュニケーションをスムーズにいかせるための道具にすぎず、今、コミュニケーションをしている目の前の相手が「気持がよい」 「親切」と感じるリンクの貼り方は、いつ、誰のために、なんの目的で行うのかで変化します。

リンクを貼った報告するという行為が、ときに誤解やトラブルを少なくし、人間関係を円滑にするというマナーと同じ役目を果たすことがあるのは確かですが、あくまでも条件が揃った時のひとつの形にすぎません。

従って、「適切な貼り方をしましょう」のように言いこそすれ、報告することがマナーとか、何々のように貼るのがマナーとは言えないと思います。

とはいえ、「こうしてほしい」と意思表示するのは自由ですし、なるべくそれを尊重しようとする姿勢はマナーだとは思います。(リンクの貼り方に限りませんが)

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最終更新日:2011年9月24日
楠 尚巳