トップページへ

ネチケットとは

ネチケットとは「Network(ネットワーク)」と「Etiquette(エチケット)」を組み合わせた造語であり、インターネット上のエチケットのことです……が、最近ではあまり使われなくなってきています。
かわって使われるようになってきたのが「情報モラル」です。

文部科学省は「情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度」を情報モラル教育とし、小中高で指導するとしています。
新学習指導要領は、小学校で23年度から完全実施、中学校は24年度から完全実施となっていますからこれからは「モラル」と言われることが多くなるでしょうね。
ただ、ネチケットもマナーも著作権もセキュリティもすべて含めて「情報モラル」としているので、わかりにくいというのが率直な感想です。
そのためこのサイトでは従来どおりネチケット、マナー、著作権、セキュリティに分けています。

ネチケットとは何か?

ネチケット(エチケット)は手順であり、どちらかというと感情抜きに覚えて実行しましょうというマニュアルです。やり方を統一して効率よく機能させる。

たとえばあるメールの修正に1分の手間がかかるとする。どうってことない手間です。しかし受け取るメールが100通あるとしたら、修正に100分かかります。こうなると、どうってことないと思える手間ではないですね。それがWeb全体で日常的に行われるとすれば、いったいどれだけの時間の無駄になるかわかりません。時間がかかるということはそれだけコストがかかるということでもあります。

だったらその1分の手間を誰かに押しつけず、自分でやるか、最初から発生しないようにしたほうがいいわけです。

……こういうものがネチケットになる。

だからネチケットというのは、ひとりひとりがやることは、本当にたいしたことがない。
でも、インターネット全体で考えたら、ものすごい時間とお金の節約になります。
ネチケットとは、時間やお金やストレス…それらの負担をなるべくフェアにするための指針でしょうね。

トップページへ戻る


最終更新日:2012年3月5日
楠 尚巳