無線LANのセキュリティ
無線で接続するのは難しくありませんが、面倒なのはセキュリティ設定です。
最近では「Wi-Fi」とも呼ばれますね。
SSID
アクセスポイント名。
普通に公開されている情報です。
アクセスポイントを探すと、今この場所でアクセス可能なポイント、SSID名が表示されます。
どこの家のルーターなのかわかってしまうような名前をつけないこと(意味のない英数字が一番良いとされています)
あと、メーカー出荷状態の時に設定されているSSIDはどこのメーカーのものを使っているのかわかってしまうので、好ましくないとされてます。(外部に与える情報は少なければ少ないほど良い)
パスワード
暗号化キーとも言われます。これは自分で設定する場合と、メーカーがあらかじめ設定してある場合があります。(自分でもパスワードを変更できるようになっているはずですが)
パスワードを設定しないと、SSIDを選択するだけでそこのポイントからインターネット接続できてしまいます。
パスワードの設定は最低限のセキュリティだと思って下さい。
【memo】
昔は、パスワードをかけていないアクセスポイントが結構ありました。(パスワードを設定をしなくても接続できたので気づかない人が多かった)しかし、今は違います。私の家はマンションなので、アクセスポイントが20ぐらい表示されるのですが、そのすべてに鍵マーク(パスワードがかけて)あります。
メーカーの努力を感じるのはこういう時です。
MACアドレス
MACアドレスとは、個々のネットワーク機器を識別するための物理アドレスです。
同じアドレスを持つ機器は存在しません。
そのため、無線ルーターにMACアドレスを登録して「このMACアドレスを持つ機器しかアクセスしてはダメ」という設定にしておくと、その機器しかアクセスできないようになります。
パスワードとあわせて設定しておくとよりセキュリティが高まります。
ステルス機能
そこに無線ルーター(アクセスポイント)があることを外部から隠します。
外からスキャンしても、SSIDが検出されません。
【memo】
ステルス機能は利便性から使わない時もあります。
自分が所有する機器からもアクセスポイントが見えなくなるので、機器によっては(アクセスポイントを探せずに)接続するたびにSSID名とパスワードを要求してくることがありますから。(私もそれで使わなくなったクチです。一度設定しておくと毎回自働でアクセスしてくれる機器だけの時は使っていたんですが)